なぜ日記を晒すのか・・・。ブログが必ずしも日記ではないことを知った上でのこのタイトル、カッコいいですね。
この本の著者は、「このブログがすごい! 2006」という本を出している編集者の方で、ブログの存在は知っていても「なぜ日記を晒すのか」といった偏見を持っている人たちに、「具体的な事例を踏まえ」「そこで起こっている出来事の"ルポルタージュ"として」いろんな種類のブログを紹介しています。
私も仕事柄、Webの動向は知っていたつもりでしたが、こうしてまとめていろんな種類のブログを紹介されてみると、なるほど、Web2.0と最近言われるようになったことの、社会的な、ではなく、自分にとっての意味が改めて実感できました。
ブログを通じてどんな交流が行われているかは本を買って読んで頂くとして、ここでは感銘を受けた著者の考えを(営業妨害にならない程度に)ご紹介させて頂きたいと思います。

ブログというものを、ちょっと外から見ている人が感じる疑問。「なぜ人は日記を晒すのか?」
たしかに、インターネットで日記を公開するというと、ちょっと自意識過剰な行動と映るかもしれない。
しかしブログというものは、そういった自意識を満足させるためだけに利用されているわけではない。
例えば、飲み会とか何かのパーティで出会った人と名刺交換する。酒席での出会いというのは、まだその人の特性などもわからないし、その関係性を維持するほどのモチベーションも、それほど湧かない。
しかし、ちょっと知り合った人のブログやSNSを見ていると、なんとなく人間性というものが伝わってきて、メールするなり、会うなりして、仕事に対する意見を聞いたり、また飲んだりしてその関係性が続いたりする。
僕は、ブログというツールの存在や機能を知りながらも、まったくその必要性を感じない人は、自分の周囲に自分の発信を受け取ってくれる仲間が豊富だからだと思う。
しかし、自分が発信したいことを受け止めてくれる人が生活環境にいない場合、ブログで発信したくなる───。これは、極めて本能に近い行為だと思う。
自分の人生を振り返ってみればわかると思うのだが、誰もが他者に対して発信することで、ときに喜びを得て、ときに救われて生きてきたのではないだろうか。
◆著者のサイト「このブログがすごい!BLOG」
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